これまで、文庫本を最低部数で重版した後、2年間在庫し、売れ残った分に関しては廃棄する方法を取っていた。しかし、これには倉庫や廃棄のためのコストがかさむという問題がある。小部数でも重版ができる体制を作り、総在庫数を減らし、逆に在庫が不足した際には数百部単位ですぐ生産できるようにした。従来1部あたり800~1000円程度で作っていた書評用の事前配布本(プルーフ本)のコストも1/5~1/10程度に抑えられるという。
(上記引用記事より一部抜粋)
同社では、読者や書店の多様に変化するニーズに応えるべく、製造と物流が一体となった新たな生産システムの構築を進めており、最新性能の生産設備を導入するために、具体的な設備の選定を進めていた。その一環として、出版物に合わせた適切な量の生産に対応する新たな書籍製造プラットフォームを構築し、平成30年からの稼働を予定している。
従来のオフセット印刷で作られる書籍と同等レベルの品質で、フルカラー書籍印刷を実現します。最新のデジタル印刷・製本ラインとデータ連携により、少部数の増刷依頼にも対応します。
ブックオンデマンドの効果を最大限に発揮するためには、従来の印刷手法を一部変更する必要がございます。詳しくは、下記よりお問合わせください。
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