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OCFフォント

OCFフォント DTP

OCFフォント

読み方

おーしーえふふぉんと

英語表記

Original Composite Format fonts(オリジナル コンポジット フォーマット フォンツ)

意味

OCFフォントとは1989年に発表された最初の日本語用PostScriptフォントです。
Mac OS 9で使用されていたフォントのファイルフォーマットのひとつで、Mac OS Xでは使用することができません。

従来、日本語に対応している印刷用フォントはMS-DOSやワープロ専用機などで使われるビットマップフォントが主流でした。しかし文字の大きさを変更した場合に綺麗に表示されない事などから、印刷で使用されることはあまりありませんでした。
ですが拡大しても綺麗に表示されるOCFフォントの登場により、日本でもコンピュータによる印刷物の作成を行うDTPが普及するようになりました。

初期のフォントの規格では、日本語環境が考慮されておらず、ひとつのフォントに256文字までしか割り当てられませんでした。しかし、日本語には非常に多くの文字があるため、OCFフォントでは、文字を小分けに割り当ててこの制限を回避しています。
その後、後継のCIDフォントを経て、現在はOpenTypeフォントに移行しています。

注意点

OCFフォントはCIDフォントやOpenTypeフォントと比較すると複雑な構造を持ち、PDFファイルへのフォント情報の埋め込み(エンベッド)はできません。

MacOS9時代によく使われていた日本語フォントなんです。

もっと詳しく知りたい!

  1. 印刷時の文字の大きさ・潰れ・欠けとは(Officeソフト使用時)
  2. 印刷時の文字の大きさ・潰れ・欠けとは(Adobeソフト使用時)

 

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