集客力が高い広告印刷物とは?アイデアでイベントに強くなろう
職種・業界を問わず多くの企業が抱える課題「集客」。「単にお客様を集めること」と捉えがちですが、集客とはそんなに簡単なことではありません。
この「集客」の見方が乏しいと「コストをかけてポスティングを行ったけど効果がない」「時間をかけてDM送信したけど反応がない」などと施策の失敗に繋がってしまいます。
集客を考える際に最も重要なことは、お客様を集める方法ではなく「お客様を惹きつける方法」です。
これが成功すれば、集客する気がなくても、お客様は集まってきます。
「集客」=「集客力」とも置き換えられるでしょう。
この記事では、実際の事例も交えながら「集客力の高い印刷物」について解説していきます。
集客のアイデアが浮かばないときは
では実際に、「集客(=集客力の高いこと)」をするにはどうしたら良いのでしょうか?
アイデアが思い浮かばないという方は、下のステップから考えていくと良いでしょう。
まずは、「集客ターゲットを決めること」です。
集客する上で、どんな人を集めたいのかを明確に決定することが成功する集客アイデアの第一歩となります。
集客ターゲットが明確に決まることで、ターゲットどうやって惹きつけるかが見えてきます。
また、ある程度の集客方法が決まれば「5-2-2-1の法則」というものを考えると集客が成功しやすくなります。
「5-2-2-1の法則」とは、DM送信時などに「ターゲット:オファー(提供価値):タイミング:クリエイティブ」が「5:2:2:1」の割合で重要になるというものです。
この項目をまとめると、
①明確な集客ターゲットを決める(集客成功の要因の5割を占める)
②ターゲットを惹きつけるオファーを考える(集客成功の要因の2割を占める)
③オファーを最大限に活かせる発信タイミングを考える(集客成功の要因の2割を占める)
④お客様を惹きつけるクリエイティブを考える(集客成功の要因の1割を占める)
となります。
事例から学ぶ!集客イベントに強くなろう
作成する広告物が見えてきたら意識したいのは「発信(配布)方法」。
単に、広告物を配るのではなく、集客イベントを上手に活用するとより効果が高まります。
ここからは、実際に集客力の強かった集客イベント事例と成功のポイントを見ていきましょう。
集客イベントを行う際には、まず「なぜやるのか?(実施目的)」を考えなくてはいけません。
ここが曖昧だと、お客様を惹きつけるポイントがブレてしまい、結局のところお客様にとっては興味のない企業の自己満足イベントとなってしまいます。
実施目的が決まったら「それを分かりやすく、魅力的に告知する」ことが大切になってきます。
分かりやすい告知がなければ、お客様も集まることができません。
イベント当日にはインパクトが強い加工を施した印刷物を配るなど、受け取った人の心をつかむ演出を考えると良いでしょう。
集客アイデアが豊富!成功事例を紹介
ここからは、実際に「成功した集客アイデア事例」を紹介していきます。
「集客をしたいが、どうしても方法が思いつかない…」という方はぜひ参考にしてみて下さい。
成功事例その1 ダイレクトメール
最初の成功事例は「インパクトの大きいダイレクトメール」です。
インパクトを与えるには、クリエイティブを凝らすなど色々な手法はありますが、今回紹介するのは「大判圧着DM」。
大判圧着DMとは、二つ折りや三つ折りのリーフレットを圧着して大判DMにしたものです。
「大判圧着DM」の成功事例
●業種:小売(量販店)
●背景:既存顧客が他店に流出している懸念があり、店舗リニューアルをきっかけに当店を再認識して頂きたかった。
また、平日1日限りのイベントオファーだったので、上顧客を確実に来店させるため、インパクトの強いDMが必要だった。
●結果:DM配布した上顧客の内、4人に1人が来店いただける結果に。さらに、もう一つの目的であった見込み客の囲い込みにも繋がり、当店を再認識して頂けた。
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成功事例その2 折込チラシ
次に紹介する成功事例は「ワクワクする折込チラシ」です。
よくある折込みチラシでも、ターゲットを明確に設定することで「受け取ったお客様を惹きつけるチラシ」にすることができます。
その一つが「つめ放題チラシ」です。これは、チラシの入っている袋の上部を手で切り取ることで、つめ放題イベント用の紙袋として利用できるというものです。
実際の成功事例を見ていきましょう。
「つめ放題チラシ」の成功事例
●業種:大手ハウスメーカー
●背景:住宅展示場イベントを「気兼ねなく楽しめてお得」だと感じていただき、満足度を上げたい。また、新規顧客開拓のため子育て中の20〜30代のご家族を中心に来場率を上げたい。
●結果:チョコレートの「つめ放題企画」をすることで、ターゲット(子育て中の20〜30代のご家族)の注目度を高めることができた。結果として集客率は従来イベントの1.5倍まで上がった。
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成功事例その3 イベント当日の配布
最後に紹介する成功事例は、イベント当日に配布した「魔法のペーパークラフト」。
イベント当日に魅力的な印刷物などを配布することで、お客様を集めることもできます。
魔法のペーパークラフトとは、はさみ・のりを使用することなく、はがして貼るだけで簡単に組み立てられるというもの。その手軽さから、子ども〜大人まで幅広い年代の方に人気を博しています。
「魔法のペーパークラフト」の成功事例
●業種:鉄道会社
●背景:駅リニューアルのPRと、それに伴いより利便性を増した乗車区間を効果的にPRしたい。
●方法:リニューアルポイントである「アクセス・乗り換えが便利になる」点をユーザーに訴求するために、駅の位置関係がイメージしやすいペーパークラフトで、立体的に再現。イベントや駅構内にて配布。
●結果:反響が非常に良く、2日間で配布目標であった7,000部を全数配布達成。楽しみながら利用者に印象づけられるツールとなった。
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まとめ
この記事では、「集客力の高い印刷物とは?」をテーマに、成功する集客の秘訣、実際の集客方法などを解説しました。
「集客」=「集客力」であり、これを高めることで初めて成功する集客が行えます。
実際に集客をする時には「5:2:2:1の法則」も忘れてはいけません。特に集客ターゲットの選定は重要です。
集客ツールには「DM」「折込みチラシ」「ペーパークラフト」など多くのものが存在します。成功事例を参考に、自社に当てはまるか集客施策をイメージしてみるとよいでしょう。
ぜひ、この記事を参考に、インパクトが強いツール、面白いくらいに通る販促企画を立案して、集客を成功に導きましょう!
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