信書
読み方
しんしょ
意味
信書とは、特定の受取人に対し差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書のことです。文書内に「○○様へ」という個人名表記があり、不特定多数向けでない情報を含んでいる文書は、「特定の受取人」に宛てたものであり「信書」に該当します。
信書に該当するものとして
【請求書の類】
納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書など
【会議招集通知の類】
結婚式等の招待状、業務を報告する文書
【許可書の類】
免許証、認定書、表彰状 ※カード形状の資格の認定書なども含みます。
【証明書の類】
印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し、健康保険証、登記簿謄本、車検証、履歴書、給与支払明細書など
注意点
何が「信書」に当るかは郵便法・信書便法上で定義づけられています。発送する際には、法に基づいた適切な選択が必要となります。
信書を送ってよいサービス
・定型・定形外郵便
・はがき
・レターパック
・ スマートレター など
信書を送ってはいけないサービス
・ゆうメール
・ヤマトDM便
・ネコポス
・一般的な宅配便（ゆうパック・ヤマト宅急便・飛脚宅配便 ほか）
など
知らずして信書を郵便以外の方法で送付すると、郵便法及び信書便法違反となる恐れがあります。
信書にあたるかどうかは、総務省のWebサイトにある信書のガイドライン(http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html)に目を通すことをおすすめします。
「信書かどうか判断できない」という場合は、
総合通信局や総務省に確認することがベストです！
