切り抜き版
読み方
きりぬきばん
意味
切り抜き版とは、写真やイラストを指定された形に切り抜いて配置することです。
画像から対象物のみを見せたいときに使われます。
余分な情報がカットされた画像になるので、商品カタログやチラシなどでよく見かける配置方法です。
切り抜きの手順(Adobeソフトを使用した場合)↓
「Photoshopを使用した切り抜き方法」
1.切り抜きツールの手順

2.クリッピングパスの手順

3.レイヤーマスクの手順

「Illustratorpを使用した切り抜き方法」
クリッピングマスクの手順

他に、四角型で配置することを「角版」、丸型で配置することを「丸版」と言います。
「角版」…一番スタンダートな配置方法。
写真データをそのまま使う場合は基本的にこの配置方法になり、被写体+背景などの情報も盛り込めます。
「丸版」…やわらかでポップな印象になる配置方法。
一部分をクローズアップして配置する際にもよく用いられます。
「切り抜き版」…画像から一部分のみを切り抜く配置方法。
画像から対象物のみを見せたいときに使われます。
これらの配置方法を使い分けることで、紙面のレイアウトやイメージに合わせたデザインを組み立てていきましょう。
注意点
切り抜きはPhotoshopやIllustratorのパス(ペンツール)を使って作業することが多いですが、
人物の髪の毛や、街中の電線などの複雑な切り抜きはパスを作成するだけで膨大な時間がかかります。
またパスが多い複雑なデータは、容量の圧迫や出力時の思わぬトラブルにつながる可能性がありますのでご注意ください。
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