近年、印刷物での販促施策を行っているお客様から、Webランディングページも制作できないかと相談されることが増えてきています。
では、印刷物とWebランディングページ制作の両方を依頼するメリットとは何でしょうか？
この記事で解説していきます。

販売促進（販促）のチャネルは2種類ある

販促効果をより最大化するためには、オンライン・オフラインの施策を連携させて上手に使い分けることが重要です。
顧客の接点となるチャネルにはこの２種類があることをまず押さえましょう。

オンラインチャネル

オンラインチャネルは、主にWeb上で行われる販促手段のことです。
スマートフォンやタブレットの浸透により急速に市場が大きくなっているのがこのチャネルです。
主なオンラインの販促施策として挙げられるのは以下です。

• メール（メールマガジン）
• SNS
• Web広告（リスティング広告）

メールマガジンやSNSは、無料で実施でき、手軽に始めやすいのが強みです。
メールの場合は、会員登録などで得られたユーザーに、SNSの場合は、フォロワーに定期的に情報を発信することで、認知を高めて、情報拡散にも繋げます。
Web広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用した広告です。Web広告は有料となりますが、比較的安価に始められ、PDCAを回しやすいのが特徴です。
いずれのチャネルも、リンクを設けて商品やサービス専用のランディングページや記事コンテンツに誘導させ、商品注文やお申込みにつなげるのが一般的な流れとなります。

オフラインチャネル

オフラインチャネルは、紙媒体や対面で行われる販促手段です。オンラインに比べると、古典的で昔から行われているチャネルですが、確実に狙った顧客にアプローチできるのが特徴です。
主なオフラインの販促施策は以下です。

• ダイレクトメール
• ポスティング、新聞折込チラシ
• イベント開催・出展（セミナー、展示会）

近年では、コロナ禍による外出制限などの影響もあり、ダイレクトメールや新聞折り込みチラシなど在宅でも確実にアプローチしできる印刷物での施策が再注目されています。　

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効果的な印刷物とWebランディングページの組み合わせ

集客したい商品・サービスに対して、オフラインとオンライン両方で案内できるツールを準備しておくことで、互いの良さを補完し合い、より顧客にアプローチしやすくなります。

確実にリーチでき、目を通してもらう可能性を増やす

ダイレクトメールやチラシで確実に目を通してもらうだけでなく、Webランディングページを準備しておくことで、DMの投函日に合わせて、Web広告やメールマガジンからも案内を行うことができます。接点を増やすことで、繰返し認知させて集客につなげることができます。

QRコードで専用のWebページに誘導できる

ダイレクトメールや配布リーフレット内にQRコードを掲載しておき、Webランディングページに誘導して、より詳しい情報を案内するのも有効です。
印刷物が届いた顧客のみの専用ページとして案内することで、特別感も演出できます。

印刷物とランディングページ制作を一緒に頼めると良い3つの理由

デザイナーと意思疎通が行いやすい

印刷物を制作した同じデザイナーがランディングページも担当することで、打ち合わせやヒアリングの時間を格段に減らすことができます。
あらかじめ製品知識やデザインの方向性を理解した上で、ランディングページもデザインするため、意思の疎通が図りやすく、印刷物と連携した展開を考えやすくなります。

担当者の負担が減り、トータルでコストが安く抑えられる

印刷物は印刷会社に、ランディングページはWeb制作会社に個別に依頼するとなると、工数も制作費用も2倍かかり、担当者の負担は倍以上増えることになります。
本当に大切なのは、売れるための良い企画を考えて制作物に反映させること。印刷物とランディングページ制作をセットで依頼できれば、同じ担当デザイナーとじっくり企画について相談でき、制作費用も安く抑えることができます。

印刷物の配布・投函と併せて販促が行いやすい

印刷物でオフライン施策を行う場合は、配布や投函時が顧客と接点を持つ瞬間であり、最も顧客の興味関心が高くなります。セットで依頼する場合、配布・投函までにランディングページも納品されるため、タイミングを逃さず顧客にアプローチをかけることができます。