通常のカレンダーは、月が過ぎると捨てられてしまうのが一般的で、より効果的に活用することで、鉄道会社や沿線沿いの認知度アップに繋げたかった。

カレンダー裏面にペーパークラフトを付けることで、毎月のカレンダーページを有効活用するアイデアを提案。飾ることでゴミとして捨てられづらくなり、鉄道会社や電車に対して、長期間目に触れて、親近感を持ってもらうことで、認知度を高められる。 クラフトを組み立てる楽しさに加えて、毎月継続することで全体が完成する「パートワーク※」のアイデアに魅力を感じていただけた。

また、毎月作っても満足できる当社のペーパークラフトのデザイン・リアルな再現性も評価いただいた。
※パートワーク：あるテーマやジャンルについて、週刊や隔週刊などで少しずつ紹介して全体を完成させていく手法。 ディアゴスティーニの出版物などが有名。

カレンダーの広い紙面を活かしたスケール感があり、人気の高い駅や、マニアックな設備も再現したリアルなクラフトは、再現性の高さから鉄道ファンにも好評。他に類を見ないカレンダーで、開始から7回連続で毎年採用される人気ノベルティとなっている。

造形物のパーツや特徴をリアルにペーパークラフトで再現したデザイン力は素晴らしく、沿線の活性化につながる企画として評価しています。