判型
読み方
はんがた
意味
判型とは、一般には書籍・雑誌・印刷物の仕上がりサイズを指します。
日本で主に使用されている判型は、JIS工業規格に基づいた「A判」「B判」規格の2種類です。

A判はドイツの工業規格だったものが国際規格になり、広く使われるようになりました。
B判は江戸時代の公用紙の美濃判がルーツで、日本国内とアジアの一部の国が使用している地域限定の用紙サイズです。
共に短辺:長辺が1:√2となる白銀比で構成され、判型数が一つ上がるごとにその下の判型の紙を半分に裁断したものになります。
本の判型は、どのようなジャンルの本なのかによって、適した判型が変わってきます。写真集・画集などのように、写真や図版を中心にしたものはB4判やA4判などの大きめの判型が適しています。文庫や新書など文字を中心にしたものは、B6判やA6判などの小さい判型が一般的です。

A判は国際標準の紙のサイズ、B判は日本のローカルな紙のサイズなんだね。