書籍売上カード
読み方
しょせきうりあげかーど
意味
市販されている書籍に挟み込まれている二つ折りの細長い伝票で、「売上カード」、「スリップ」とも呼ばれます。
売上を管理するための伝票となる一方、片面が補充注文用に使える伝票になっています。
昨今は書籍本体のバーコード読み取りによるPOS管理が主流となり、売上カードとしての役割はなくなってきており、コスト削減の一環として廃止している出版社が増えてきていますが、消費税率の変更に備えて総額と消費税率表示の役割を担わせていたりもします。
またスリップの色によって書籍の販売形態(責任販売制や委託販売制など)を示している出版社もあります。
注意点
売上げカード面は、自由にデザインできますが、補充注文カード面は、日本図書コード管理センターの「実施の手引き」に細かく印刷事項が決められています。

伝票などの小さい紙のことを「スリップ」とも呼ぶんですね。