裏抜け
読み方
うらぬけ
意味
用紙の裏側までインキが浸透して、裏側から印刷絵柄が見える状態のことを裏抜けといいます。
インキが浸透しやすい上質紙や、新聞折込チラシなどで使用する薄い用紙を使用して、インキの総使用量が多い(絵柄が濃い)ときに発生しやすくなります。例えば、ボールペンや万年筆などの筆記の際に、紙の裏側にインキが透けてしまう現象が裏抜けです。
よく似た用語に裏移りがありますが、こちらはインキが乾いていない状態で用紙を重ねたときに上側の用紙の裏面にインキが転写されてしまうことを指します。
裏移りと裏抜けは異なる現象ですが、混同しやすいので注意が必要です。

インキが浸透してしまう現象が裏抜け、転写してしまう現象が裏移りなんですね。