このような仕掛けのDMの存在を知ったきっかけは、仕事上のお付き合いではなく、プライベートで自宅に届いた一通のDMでした。確か、ミシン目を切り取ると開くことができるタイプだったと思います。あまりにも独特な仕掛けだったので、変わったDMがあるんだな、これは印象に残りやすいな、と思っていました。
それから間もないタイミングで、偶然にも知人から、面白いDMを作る会社があると聞き、ご紹介を受けたのが始まりです。

最も推したかった商品はファミリー層が好む車種だったので、家族揃って来場してもらえるような目玉企画を探していました。すると、袋状態のまま送ることが出来るDMやチラシがあると言うではありませんか！これはすぐにピンと来ました。そうだ、お菓子の「詰め放題企画」を実施しよう。このDMが届いた顧客はきっと驚くだろう。
これは斬新な目玉企画になる！と心躍りました。とにかく、競合他社には負けたくない。先駆けて実施しよう。あとは社内で承認を得るだけでした。
その後、何種類ものタイプのチラシやDMをご提案いただいた中で、最もインパクトが強いと感じた「カンガルーDM」を発注させていただきました。

「チラシのように活用できる詰め放題袋」（先方担当者様）

発注の決め手となったのは、期間限定の特典として準備していた最大１万円分のクーポン券やお得なメンテナンスサービス情報が認知されやすいように袋にもカラー印刷で掲載できるところでした。
また、予算が取れていた関係で、既存顧客向けのDMのほか、見込み客向けにはフリーペーパーへの併配も実施しました。

目玉企画として実施した「詰め放題企画」が大好評で、店頭商談会は大いに賑いました。集客率が前年比140％、成約率が前年比130％となり、大きな効果を上げることが出来ました。
特に小さなお子様がいる家庭の反応が非常に高く、家族向けの車種の成約数が大きく上昇したことを評価しています。
また、特典のクーポン券の利用が多かったほか、メンテナンスサービスの新規利用者が増え、時間帯によってはお客様をお待たせすることもありました。明らかな認知度アップ効果を実感しています。

成功の理由は、企画に合ったDMを作ることが出来たからだと思います。

広告を受け取る人は非常に直感的で、無意識のうちに今触れている広告が自分に必要か必要でないかを判断します。必要とされる広告は関心を呼びますが、必要とされない広告は無関心のまま忘れられます。だから、直感的に良いと思ってもらえることを第一に考えています。
企画とDMとを、それぞれ別々に考えるのではなく、両者一体のものを発信していきたいと考えていますので、予定する企画に合った新たなタイプのDMやチラシのご提案があると嬉しいです。
（先方担当者様）