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PUR製本

PUR製本 加工

PUR製本

読み方

ぴーゆーあーるせいほん

英語表記

PolyUrethane Reactive(ポリウレタン リアクティブ)

意味

PUR製本とは、無線綴じの際に接着強度が高い反応性ポリウレタン系接着剤を用いた製本方法のことです。

従来の無線綴じ冊子との違いは製本する際に使用する接着剤です。
無線綴じ冊子に使用する一般的なEVA系(Ethylene Vinyl Acetate:エチレン酸化ビニル)接着剤に代わり、PUR系(Poly Urethane Reactive:反応性ポリウレタン)接着剤を使用することで、強度・耐久性を増すことができ、塗布厚を薄くすることができることから、冊子の開きが良くなります。

従来の一般的な製本(EVA系)と比較して以下のようなメリットがあります。
・糊の塗布量を少なくできるから、冊子が開きやすくなる
・糊の強度が高いため、長持ちしやすくなる

また、以下の特徴から省エネやリサイクルに適した製本方法と言えます。
・接着剤の溶解温度が低めなので、エネルギー消費量が抑えられる
・一度固まると高温でも溶け出すことがないため、古紙のリサイクル過程で完全に分離できる

PUR製本2

 

糊を薄く塗れるから本が開きやすくなるんですね。

もっと詳しく知りたい!

  1. 見開きいっぱいまで開く冊子を作りたい!
  2. 無線綴じの「ノド」にご注意!
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