平綴じ
読み方
ひらとじ
意味
平綴じとは、冊子の製本方法の一つで、ページの端(ノド)から5mm程度の位置を1~3ヶ所程度綴じる形式です。
綴じる際は、針金を用いることが多いため、ホッチキス留めといわれることもありますが、針金の代わりに糸を用いる場合も平綴じと呼ばれることがあります。
比較的ページ数の多い冊子にも対応でき、丈夫で簡単に仕上げることができます。シンプルな構造なので、少ないページ数なら手作りでも簡単に対応できる綴じ方です。
平綴じで綴じた冊子を本文として、背に糊を付けて表紙でくるむ場合もあります。

注意点
綴じ位置の関係上、見開きでは、本のノドいっぱいまでページを開くことはできなくなります。
ページの多い冊子の場合も、ページの内側が読みづらくなりますので、紙面作成時には、原稿のレイアウトに注意が必要です。

冊子を手作りする際に便利な綴じ方ですね。