色調補正
読み方
しきちょうほせい
意味
色調補正とは、目的に合わせて画像の色合いを補正することです。
例として、RGBカラーをCMYKカラーに変換することを色調補正といいます。
主にPhotoshopを使い、画像の色合いを印刷インキ(CMYK)にあわせて調整します。
色調補正では撮影対象の現物を目で見たときと同じような再現をする「自然色」と、一般的にイメージとして記憶されている色に補正する「記憶色」があります。
色調補正はカラーキャリブレーションと呼ばれることもあります。
カラーキャリブレーションはディスプレー、印刷機、スキャナーなどで入出力される色が本来の色になるよう調整することを指します。
画像の制作者が、制作意図に基づいて意識的に色合いを変更することも色調補正に該当しますが、この場合は「カラーキャリブレーション」とは呼ばれません。
注意点
適切な色調補正を行うためにはモニターキャリブレーションが必要になります。
色味の表示はモニターによってバラバラです。モニターキャリブレーションを行うことにより、色味の表示を印刷用の基準に揃えることができます。
美しい印刷物にするには色調補正も大切なのですね!