塗工紙
読み方
とこうし
意味
塗工紙とは、塗料で表面がコーティングされた用紙です。
塗工紙は表面の平滑度が高くインキの発色が良いため、特にカラー写真をきれいに印刷することができます。
写真が多用されるポスター、チラシ、カタログ等様々な印刷物に使用されます。
塗料の塗布量に応じて「アート紙」「コート紙」「微塗工紙」などの種類に分けられます。
また、塗料の加工の仕方によって下記の3つに分類されます。
・グロス(ツヤあり)…白紙面にツヤが有り、印刷面にインキ光沢が出る紙
・ダル(半ツヤ)…白紙面のツヤを抑え、印刷面のインキ光沢のみ出る紙
・マット(ツヤなし)…白紙面のツヤ、印刷面のインキ光沢両方を抑えた紙

塗工量が多いほど印刷、特に写真や色物の再現性は高くなります。
塗料を塗布していない用紙は「非塗工紙」と呼ばれます。

塗工紙は写真をきれいに印刷できるのですね!