微塗工紙
読み方
びとこうし
意味
微塗工紙とは、塗料で表面がコーティングされた塗工紙の一種で、塗料の塗布量が両面で12g/㎡以下のものを指します。
一般的にスーパーのチラシや、ドラックストアのチラシ等で使われる事が多い薄紙です。
一般的な塗工紙に比べて白色度や表面の光沢が少なく、文字が見やすいため、文字の多い書籍やチラシ印刷に向いています。アート紙やコート紙など一般的な塗工紙に比べて、塗布量が少ないのが特徴で、写真の再現性は塗工紙ほどありません。
塗料の加工の仕方によって下記の3つに分類されます。
・グロス(ツヤあり)…白紙面にツヤが有り、印刷面にインキ光沢が出る紙
・ダル(半ツヤ)…白紙面のツヤを抑え、印刷面のインキ光沢のみ出る紙
・マット(ツヤなし)…白紙面のツヤ、印刷面のインキ光沢両方を抑えた紙

文字の多い書籍やチラシ印刷に向いているんですね!