ドブ
読み方
どぶ
英語表記
gap(ギャップ)
意味
ドブとは、断裁時のズレを考慮して、仕上がり位置から外側に設ける余白を指します。
多面付けで印刷する際には、各面の仕上がり位置同士の余白間隔が「ドブ」となります。
印刷物を仕上げる際に断裁され捨てられてしまう部分なので、仕上がった印刷物では目にすることはありませんが、印刷物をきれいに仕上げるために重要な要素です。
ドブは一般的に、仕上がりから3mm程度取られ、多面付けの場合は、各面を付け合わせるため、各面の間のドブは6mmで指定されるのが一般的です。
多面付けでない場合には、断ち落とし・裁ち切り・塗り足しと呼ばれることが多いです。
注意点
ドブまでカラーや画像が入っていないと、断裁時に紙がずれた場合に紙色(基本的には白色)が見えてしまいます。
ドブは、捨てる無駄が少ないように指定され、印刷機や後加工によって必要なサイズは異なります。5mm〜30mm程度になる場合もあります。
ドブがあることで印刷物がきれいに仕上がるんですね