背丁・背標 製本 2023.11.242019.12.16 背丁・背標 読み方 せちょう・せひょう 意味 背丁とは製本の際に乱丁、落丁を防止するために、折丁の背に入れる順序を示す文字のことです。文字には本の品名、折りの番号などがあります。背標とは背丁と同じ目的で背の部分に入れられる■や●の記号のことです。丁合いが正しいと記号は斜めにきちんと並び、乱丁、落丁、取り込みがあれば分かるようになっています。背標の入る位置は、各折の最初と最後のページの間の背の部分です。背丁、背標は基本的に本の構造上中綴じ冊子には入れません。 現場では同時に多数の製本を行っていますので背丁、背標は作業を効率化する上でとても重要な役割を担っています。 もっと詳しく知りたい! 冊子の各部分の名称を詳しく解説!「背幅計算ツール」で冊子の背表紙の幅を計算する冊子制作用テンプレートをダウンロード