中綴じ
読み方
なかとじ
意味
本を開いた状態の紙を重ね、折った中央部分を2箇所ほど針金(ホッチキス)で綴じます。
中綴じ製本された冊子は、背表紙のない仕上がりになります。
![](https://www.well-corp.jp/solution/wp-content/uploads/2021/04/nakatoji_2.jpg)
中綴じの良い点は、以下の点が挙げられます。
・綴じ部分ぎりぎりまでページを広げられる
・8ページから綴じることができる(少ないページ数で冊子を作ることができる)
・比較的低コストで作成できる
数十ページ程度のページ数が少ない冊子に適していて、小冊子、週刊誌、漫画雑誌、マニュアル、会報誌、パンフレットなどによく使用されます。
一方で、100ページを超える冊子にはあまり向いていません。
表紙がソフトカバーとなる並製本の一種に分類されます。
やや手間はかかりますが、手作りも可能な製本方法です。
注意点
用紙を二つ折りにして重ねて製本するため、総ページ数は表紙を含めて「4の倍数」となります。制作時は注意してください。
ページ数が100ページ以上の場合は、「無線綴じ」が適しています。