上綴じ
読み方
うえとじ
意味
上綴じとは、仕上がりの状態で冊子の上側(天)を綴じる形式のことです。
冊子を読み進める際はページを上にめくって開いていくことになります。
「天綴じ」「上開き」とも呼ばれます。
上綴じが使用される冊子には、めくっていくタイプのカレンダーや伝票、レポート用ノートなどが一般的です。
会議資料や講習会テキストなどでも使用されることの多い綴じ方です。
開いたページを画鋲などで留めれば、ページを綺麗に開いた状態で
壁に展示することができるのも特徴です。
綴じる枚数の多い伝票やレポート用ノートは糊で綴じる無線綴じ、
枚数が少なく開きやすさを重視するカレンダーやテキスト資料では、
針金で綴じる中綴じで製本すると、使いやすくきれいに仕上がります。
注意点
横綴じ(右綴じ・左綴じ)とは異なり、面付け時に表紙と裏表紙がどちらの向きで付くのか
(見開きにしたときに同じ向きになるのか、逆向きになるのか)を指定する必要があります。
冊子になった状態で上側が綴じられるのですね。