T目
読み方
たてめ
意味
T目は「タテ目・縦目」の略称で、用紙の繊維の向きを表す紙目の一つです。
紙の全紙における長辺に、紙目が平行に沿っている用紙を指し、寸法は「短辺×長辺」で表記されます。
紙の流れ目によって、折りやすさ・裂けやすさ・反りやすさなどに影響が出ます。T目の場合の特性を把握しておくことが重要です。
【折りやすさ】
紙目と平行な方向は折りやすく、垂直な方向は折りにくくなります。垂直な方向は、折り目が割れやすくなります。
【裂けやすさ・破りやすさ】
紙目と平行な方向はまっすぐに裂けやすく、垂直な方向はきれいに裂きづらくなります。
【反りやすさ】
紙目に対して垂直方向は曲がりやすくなり、平行方向にコシが強くなります。
折加工がある場合は、紙目を考慮する必要があるんですね。