表紙まわり
読み方
ひょうしまわり
意味
表紙まわりとは、本・冊子の製本において、本文をくるむ表紙4面全体の呼び名です。
背表紙ができる冊子は、背表紙も表紙まわりに含みます。

表紙まわりは、本を開いた際に、先頭に来る面から順に「表表紙(表1)」、「表表紙の裏(表2、表紙裏)」、「裏表紙の裏(表3,裏表紙裏)」、「裏表紙(表4)」の4面から構成されます。
表表紙、裏表紙には、その冊子の内容や雰囲気を伝える役割もあるため、タイトルや著者名などが記載されることが多いです。
注意点
冊子データを作成する場合も、表紙まわりは必ず4面(4ページ分)で構成されることを考慮する必要があります。
表紙まわりの数え方は、表紙4ページ分と本文ページを含めた総ページ数でカウントすると間違いが起きづらいためおすすめです。
例えば、28ページの冊子の場合、表表紙(表1)が1ページ、表2が2ページ、その後に、本文が3〜26ページ、表3が27ページ、表4(裏表紙)が28ページとなります。

表2を1ページ目と捉えて数える場合も多いため、ページ数を数える際には注意が必要です。