マージン
読み方
まーじん
英語表記
Margin
意味
マージンとは、印刷物の四辺（上下左右）の内側に設けられた、文字やイラストなどの内容が配置されないスペースのことです。
余白とも呼ばれます。
マージンは、印刷物を読みやすくするために必要不可欠な要素です。
文字やイラストがページの端に詰め込まれると、読みにくくなるだけでなく、印刷物の仕上がりも不格好になってしまいます。
そのため、マージンを設けることで、ページのレイアウトを美しく整えることができます。
マージンのサイズは、印刷物のデザインや用途によって異なりますが、一般的には10mm～20mm程度が設けられます。
ただし、用紙サイズによって内容とマージンのバランスは異なります。
印刷物の視覚的なバランスを取るために「モリスの法則」が使われることがあります。
モリスの法則は、のどのマージンを1とした場合、
天は1.2、小口は1.44、地は1.73の比率でマージンを設定する法則です。
この比率に従ってマージンを設定することで、印刷物のレイアウトを美しく整えることができます。
注意点
・ページ数の多い冊子（無線綴じ）の場合、冊子のノド部分は開きにくくなるためデザインの時点でマージンのサイズを広めに取ることで、読みやすい印刷物に仕上げることができます。
・Web上ではマージンと余白で意味合いが異なる場合があります。
マージンがあると、読みやすい印刷物になるということですね！
