アウトラインフォント
読み方
あうとらいんふぉんと
英語表記
Outline Font(アウトラインフォント)
意味
アウトラインフォントとは、直線と曲線の情報で文字の輪郭(アウトライン)を形成し、その中を塗りつぶすことによって文字を表示する方式のフォントのことです。
ベクトルフォント(vector font)と呼ぶこともあります。
拡大や縮小、変形などを行っても形が崩れないので、常に一定の品質で表示・印字することができます。そのため、DTPによる製版ではアウトラインフォントを用いて出力を行っています。
TrueTypeフォントやOpenTypeフォントなど現在PCで表示できるフォントのほとんどがアウトラインフォントとなっています。
アウトラインフォントに対して、点の集まりで文字を描くフォントのことをビットマップフォントと言います。
非常に高速で出力できるフォントですが、文字を拡大すると周辺がギザギザしたり、縮小すると隙間がつぶれたり線がなくなったりと拡大・縮小で品質が下がってしまいます。そのため、現在ではほとんど使用されておらず、アウトラインフォントを使用するのが主流になっています。

アウトラインフォントなら、大きく印字しても形が崩れないんですね。
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