行頭禁止約物
読み方
ぎょうとうきんしやくもの
意味
行頭禁止約物とは、文章の行頭でつけてはいけない約物のことです。
行頭禁止約物のルールを守ることで、文章の見た目や読みやすさを向上させることができます。
DTPや活字組版では、行頭禁止約物の正しい使用が求められます。
行頭禁止約物が行頭で使用されると、文章全体のバランスや組版の美しさに悪影響を及ぼすためです。
その行の先頭が目立ちすぎてしまい、他の行との統一感が失われたり、読みづらくなったりする可能性があります。
●句読点(、。)
●カンマ(,)
●ピリオド(.)
●中黒(・)
●ハイフン(-)
●感嘆符(!)
●疑問符(?)
●コロン(:)
●セミコロン(;)
●引用符(”)
●閉じカッコ(」 ) 】など)
●繰り返し記号(々 〃 など)
行頭禁止約物は、デザインや組版の専門家によって注意深く調整されることが一般的ですが、一部のワードプロセッサや組版ソフトウェアは自動的に行頭禁止約物を適用する機能を備えているため、これらの文字や記号は行頭に来ないように自動的に改行されたり、行全体がスペースで調整されたりします。

文章の先頭には、付けてはいけない記号があるんですね!