口絵
読み方
くちえ
意味
口絵とは、書籍や雑誌など本の巻頭に差し込まれるイラスト、写真のことです。
本に出てくる登場人物や背景などのイラスト・写真を差し込むことにより、
読者が登場人物の容姿や雰囲気を想像しやすくなります。
口絵に使用されるイラストや写真は、
その本のイメージや読み手の感じる印象を左右するため重要な役割を担います。
本文がモノクロなど単色で構成されていても、口絵はフルカラーで構成されていることが多いです。
用紙は塗工紙がよく使用されます。
本の中でも芸術的な要素となり、ポスターのように宣伝効果も高いのが特徴です。
一方の「扉」は、本の導入ページのことを指します。
口絵・・・本の巻頭に差し込まれるイラスト、写真
扉・・・本の内容に入る前の入口ページ、導入ページ

巻頭でイメージや雰囲気を伝える役割なのですね!