指定紙
読み方
していし
意味①
発注者がイメージした印刷物を作成するために、レイアウトや台割、文字組、文字や写真・図版といった構成要素の指定を記入した用紙のこと。
イメージ通りの印刷物を仕上げるために、印刷会社に発注側の意図を伝えるのが目的です。
印刷会社に原稿を入稿する際には、以下の3種類を揃えることが大切です。
・レイアウト指定
・文章原稿の指定
・製版(写真)原稿の指定
これらはいずれも印刷物にとって重要な要素となります。
意味②
発注者もしくは印刷会社が、作りたい印刷物に対して指定した印刷用紙のこと。
発注者側で印刷用紙を指定する場合は、銘柄や紙目まで具体的に指定することもできますが、印刷会社により所有する用紙は異なるため、予め印刷会社側で用紙を指定される場合も頻繁に起こります。
その場合、発注者は希望する印刷用紙の種類を伝えて、印刷会社側で指定紙の中から銘柄を選んでもらうような流れになることが一般的です。
原稿や印刷指示を指定する指示書としての意味と、指定用紙の2種類の意味があるんですね。