小ロット
読み方
しょうろっと
意味
小ロットとは同種の製品を生産する量が少ないときに用いられます。
印刷では一般的に枚数のことを指し「小ロット印刷」とは「少ない枚数での印刷」ということになります。
近年オンデマンド印刷の発達により少部数から低価格で納期も短く印刷することができるため、小ロット印刷はより身近なものになっています。
小ロット印刷には以下のメリットがあります。
【納期が短い】
1件あたりの印刷部数が少なく、オンデマンド印刷では、オフセット印刷に比べて工程も少なくて済むため、データ入稿から仕上がりまでの時間を短縮でき、結果的に早く作ることができます。
【余分な在庫を抱えずにすむ】
少部数印刷では「必要な分だけ、必要な時に印刷をする」ということが可能です。
このため、ストックとして保管しなければならない、余分な在庫を抱える必要がなくなり、在庫管理や廃棄の手間などの無駄をなくすことができます。
【バリエーションを増やしやすい】
少部数の印刷が安価に行えるようになったことで、印刷物のバリエーションを増やすという選択もできるようになりました。一部分だけが異なる印刷物を作ったり、修正版や改訂版をその都度、素早く作りたい場合に活用できます。
従来オフセット印刷では部数が少ないと割高になってしまいますが、デジタル印刷では小ロットでも低コストが可能となります。
デジタル印刷を活用することで、手軽に安く印刷ができるようになったんですね!