特殊紙
読み方
とくしゅし
意味
特殊紙とは、用紙自体に特殊加工が施された用紙のことです。
具体的には、凹凸や透け感、皮のような質感や箔やラメが入っているような加工が施してあるような用紙が該当します。
印刷用紙は主に、コート紙・マットコート紙・上質紙に分類されますが、それ以外の用紙を特殊紙と形容する場合もあります。
多くの製紙メーカーが独自の特殊紙を製造しており、用途や雰囲気に合わせて選ぶことができます。
いくつか代表的な用紙をご紹介します。
・レザック…レザー調の凹凸のある模様と質感が特徴の用紙
・トレーシングペーパー…透け感のある半透明の用紙。耐水性・耐油性があり丈夫
・ユポ紙…破れにくく水に強い用紙。選挙の投票用紙や屋外用ポスターなどに使用される
特殊紙は、他とは違った雰囲気を演出できるため、プロモーションツールや広告物、パッケージ、商品ラベルなどのデザインに広く使用され、製品やサービスをより魅力的に仕上げます。

めずらしい用紙を見かけたら、特殊紙の一つかもしれませんね!