効き紙
読み方
ききがみ
意味
効き紙とは、本の表紙をめくった裏側に貼ってある紙のことです。
表紙と本文の間にある印刷のされていない紙を遊び紙といい、この2つを合わせて見返しといいます。
効き紙は一般的に本文用紙よりも厚い紙を使用し、表紙の反りを防ぐ効果があります。
また効き紙が表紙に糊付けされることで、本の表紙と本文のつなぎをより強固にする役割もあります。
効き紙に使用する紙は、ある程度丈夫で強度のあるものを選ぶと良いでしょう。
注意点
・薄く破れやすい紙を効き紙にすると、
思わず衝撃が加わった際に表紙と本文が分離してしまう可能性があります。
・効き紙は表紙の裏側に貼り付ける際、全面を糊づけするため水分などで
シワになりやすい紙の使用は控えましょう。
![](https://www.well-corp.jp/solution/wp-content/uploads/2019/11/hukidashi-1.jpg)
効き紙があることで表紙と本文がしっかりとつながるのですね!