斤量
読み方
きんりょう
意味
斤量(きんりょう)とは用紙の厚さを示す単位です。原紙1,000枚の時の重さ(kg)で表します。
用紙の厚みを示す単位には他に「連量」という用語もありますが、こちらも斤量と同じ意味合いで使われます。
・原紙:製紙会社で作られるA4サイズなどに裁断される前の大元となる紙。
原紙のサイズはJISで定められており、A列本判、菊判、四六判など5種類があります。
印刷会社で用紙を選ぶ際には、同じコート紙でも厚みの違いで「コート紙90kg」や「コート紙110kg」と表されます。
この「kg」部分が斤量で、数値が大きいほど厚く、小さいほど薄くなります。
用紙の厚さによっても人が感じる印象は変わります。
例えば、厚みがあると、しっかりとして高級感が増し、薄いと軽く手軽な印象を与えます。
関連用語
用紙の厚みを表す用語には、「斤量」「連量」の他に、以下の用語もあります。
・坪量:1㎡当たりの1枚の用紙の重さを指す用語でg/㎡で表記されます。米坪やメートル坪量と呼ばれることもあります。
注意点
薄い用紙の方が印刷費用(用紙代金)は安くなる傾向にありますが、裏の文字が透けて見えたり、インキが他のページに転写しやすいというデメリットもあります。
印刷用紙の厚みは重さで表すんですね
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