W折り
読み方
だぶるおり
意味
W折りとは、紙面を4分割し、アルファベットの「W」の形になるように折る折り方です。逆さにして見た場合は「M」の形にも見えることから「M折り」と呼ばれたりもします。
その名の通り、折り目がアルファベットのWやMの形になるように、紙面を四つに分けて山折りと谷折りで交互に3回折るので、外四つ折りや蛇腹折り3山と同じ折り方になります。
構造的には、4分割した紙面を山折りと谷折りで交互に3回折る形になり、製本用語では「外四つ折り」「蛇腹(ジャバラ)折り3山」と呼ばれる折り方はこの「W折り」のことです。
仕上がりは表裏4面の8ページになり、同じように紙面を交互に折る「Z折り(外三つ折り)」よりもサイズがコンパクトになります。
そのコンパクトさと、紙面の広げやすさから、携帯用の観光案内マップやパンフレットをはじめ、ダイレクトメールや経本などで多く採用されています。
折りたたみやすく広げやすいのが特徴です。